「心を整える」を読んで、長谷部誠選手からプロフェッショナリズムを感じてみる。【書評】

元日本代表の長谷部誠選手が好きで、記事が出てるとつい読んでしまうんですが、先日こんな記事が出ていました。

スポーツナビ

アジア人最多出場記録を樹立した長谷部誠。その軌跡を振り返る …

ブンデスリーガにおけるアジア人最多出場記録を樹立したそうです!おめでとうございます!

日本代表を引退したので、ミーハーサッカーファンは存在を忘れているかもしれませんが、いまだに現役で活躍している選手です。

彼は、自らの著作である「心を整える」に、サッカー選手としての在り方を記述しているのですが、サッカー選手だけでなく、プロフェッショナルに活躍したい人なら誰もが参考になる内容でした。

この機会に、以前メモしていた内容をまとめてみました。解説は薄めです、ごめんなさい。

長谷部 誠(はせべ まこと、1984年〈昭和59年〉1月18日 – )

日本のプロサッカー選手。静岡県藤枝市出身。ポジションは、MF、DF。
ブンデスリーガ・アイントラハト・フランクフルト所属。元日本代表。

2006年から代表引退を発表した2018年まで日本代表に選ばれ続け、キャプテンとしてワールドカップに3度出場(2010年・2014年・2018年)。また、ブンデスリーガ(ドイツ1部リーグ)におけるアジア人最多出場記録を持っている。2019年にはドイツのサッカー専門誌『kicker』選出のシーズンベスト11と、欧州サッカー連盟(UEFA)が選ぶヨーロッパリーグ(EL)の優秀選手に選出されている。

2020年6月時点

自分のルックスをアピールするよりもまず、周囲の身近な人たちがどんな思いで見ているか、ということの方を大切にしたい。

「僕にとって、外見は自分だけのものではないし、外見でアピールする必要もない。存在はピッチでアピールするだけだ。」

この一文を読んで、好感度が上がらないはずがありません。笑

サッカー選手ってチャラチャラした方が多いイメージがあって、どうしても好感が持てないんですよね。(偏見)

一方、長谷部選手は常に黒髪短髪!

常に試合に集中していることを感じるプロフェッショナルな言動は、こういった意識の違いからも表れているのでしょう。

私たちも「見られている」という意識を常に持って仕事にあたらなければなりません。

子供の時から現在まで、サッカーに関しては常に1時間前に着いているようにしている。

「誰に気遣うこともなくストレッチをして身体をほぐす。前日までの課題を整理して、今日取り組むポイントを絞る。ひとりだけの贅沢な時間。限られた練習時間を無駄にしないために心と体を準備するのだ。」

長谷部選手は、準備の大切さと余裕をもって取り組むことの大事さを説いています。

これを「ひとりだけの贅沢な時間」と表現するのが粋です。

ここまで丹念に準備するからこそ、質の高いパフォーマンスを発揮し続けることができるのでしょう。

「時間に遅れるのはどこかに甘さがあり、本気で取り組んでいないという証拠だ。きつい言い方をすれば、周りに対する尊敬の念が薄いと思われても仕方ない。」

自戒を込めて。

当然万全の準備はするけれど、それにとらわれすぎてはいけない。

「こっちが準備しているって分かったら相手はやり方を変えてくる。そうしたらこっちも変える。その駆け引きが勝敗を分けるからだ。」

準備の大切さを説きつつも、状況に合わせて柔軟に戦術を変更する必要性を訴えます。

「試合の中で状況は刻々と変わっていく。その中でどう判断して、どう対応するかが最も大事。」

世界レベルで戦うには、状況判断力や対応力を極限まで高めていく必要があるのかもしれません。

的確な判断力は、下記の記事でも取り上げた通り、経営者に必要な資質でもありますね。

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読書は人前で発言する機会が多いプロサッカー選手にとって、言葉のセンスを磨くうえで大事かもしれない。

名言を残そうなんて気はサラサラないけれど、注目度の高い僕たちの言葉がより多くの人の心に響けば、サッカーに興味を持ってもらうきっかけになる。

プレーだけでなく、ピッチの外でもプロフェッショナルな一面が見える発言ですね。

ファンを増やすために自分の発信内容をよりよくしていきたい、と考えているスポーツ選手がどれだけいるでしょうか。

当然ビジネスマンにとっても読書は必須科目です。

「読書量は年収と比例する」とすら言われていますね。

読書は他人の考え方を自分の中に入れることになるわけですが、その過程で、共感、反論、葛藤など色々なものが生まれます。

それらを反芻する中で、自分の中でセンスを磨いていく作業は、私たちにとっても有益な脳内作業となるでしょう。

努力も我慢も自分だけがわかっていればいい。

「努力や我慢は秘密にすべきだ。なぜなら、周囲からの尊敬や同情は自分の心の中に甘えを呼び込んでしまう。甘えができたら、楽なほうに流されてしまう恐れがある。

かっこよすぎます。

「一切の甘えを許さない」という姿勢はプロフェッショナルさを感じます。

スペイン語で『運』は女性名詞。

だからアルゼンチンでは「運を女性のように口説きなさい。」と言うらしい。

何も努力しないで振り向いてくれる女性なんていない。

それと同じで、運もこちらが必死にならなきゃ振り向いてくれない。

運を女性に例えるのが情熱の国っぽい考え方ですね。

「努力を放棄する」ということは運を自ら手放すということなのかもしれません。

競争は成長するための栄養のようなもの。

「楽しいことばかりじゃなく、つらいこともあるけれど、逃げずに向き合い続ければ身体の隅々までその栄養が行き渡る。」

競争社会については賛否両論ありますが、現実として、私たちは様々な競争に直面していきます。

その時には、逃げずに向き合っていくことで人間的に成長していくのだ、ということを説いています。

難しく考え出すと、結局全てが嫌になって、そっとそっと逃げ出したくなるけど、高ければ高い壁の方が登ったとき気持ちいいもんな。

まだ限界だなんて認めちゃいないさ

Mr.Children「終わりなき旅」より

長谷部選手はこの歌が好きだそうで、試合前に聞いて気分を高めているそうです。

自分との葛藤に勝利し、高い目標や限界を超えていった者だけがプロフェッショナルになれるのでしょう。

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