第一印象を劇的に変える「反応」について考える

以前、初対面の商談中に高圧的な態度をとる方がいて、ふと思ったことを書き留めます。

私は、商売における「交渉ごと」

一瞬の駆け引きではなく、

長く続く関係の一場面だと考えています。

強い態度をとるのは、なぜか

「自分が交渉ごとに強い」

と思っている方に多いのですが、その時は相手を屈服させたとしても、長期的に見たらマイナスであることを想像できていないと感じます。

WIN-WINの関係でなければ関係性は継続されないからです。

そういった方に出会ってしまったときは「残念な人だなあ」と思って距離を置いてください。

自分をどう印象付けたいのか

近いケースとして、自分が与える印象について無頓着な方も散見されます。

仕事であれ恋愛であれ、第一印象はとても大事なことは周知の事実です。

「身だしなみを整えよう!」

といった話は当たり前過ぎるので割愛しますが、自分の情報を相手に伝える時間がない中では、咄嗟の「反応」が、どんな人かを判断する材料になっています。

「反応」というと、「無意識なもの」と思うかもしれませんが、ファーストコンタクトで「自分をどう印象付けたいのか」を考えることで、反応に差をつけることができます。

仕事ができる人だと思われたいのか爽やかな人だと思われたいのか誠実だと思われたいのか

イメージできていれば、それに対応した反応ができるはずです。

例えば、「こんにちは!」とあいさつする際、

・何も考えずにただ挨拶する(ぶっきらぼう)

・楽しそうに挨拶する

・礼儀正しく挨拶する

どれも印象は変わるはずです。

コミュニケーションにおける「反応」は、相手や状況に合わせて目的を持ち、意識的に行うべきだということです。

たった一瞬の出来事でも、この一瞬が相手との関係性を左右するのではないでしょうか。

ネガティブな性格の方は、それ自体を変えることはできないかもしれませんが、ポジティブに反応したほうが自分にとってメリットがある場合、考えていることを言葉にしたり、態度に出す時は、ポジティブに変換すべきです。

コミュニケーション能力は「才能」ではなく、こういった意識を持ちながら、好感の持てる人を真似て、盗んで、「努力して学び得る」ものだと思います。

私も完璧にできていないかもしれませんが、初対面の時は特に「反応」をコントロールする意識を持っています。

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