私が感銘を受けた言葉や、好きな言葉を集めただけのコーナーです。笑
「人生の本質」が語られているので、共感していただけたら嬉しいです。
発言者の人物像が見えたほうが、より味わい深いと思いますので、人物紹介と併せてご覧ください。
1、名言を何回か読んで意味を想像する。
2、fujitaの私見を読む。
3、人物紹介を読んでから、名言を読み返す。
友人とは、影であなたのことをよく言ってくれる人。/トーマス・フラー
本人を目の前にいい顔をしていても、影では悪口を言っているかもしれません。
本人がいない時にこそ、その人の本質が見えますよね。
フラーも交友関係が広い人物と言われているので、人間関係に辟易していたのかもしれません。
私もその場にいない人を褒めるように心がけています。(逆に打算的?笑)
トーマス・フラー
イギリスの聖職者、歴史家。死後1662年に出版された『イングランド名士列伝』で知られる。多作の作家として多くの後援者を抱え、執筆で生活することができた最初のイギリス人作家の一人。
発見の最大の障害は無知ではない。知っていると勘違いすることである。/ダニエル・J・ブーアスティン
「知ったかぶり」と言い直してもいいと思います。
ブーアスティンは教育者でもあり、「社会常識を疑うこと」を著作で強く主張しています。分かっているつもりになっているだけで、私たちが知らない社会の闇がたくさんあるのかもしれません。
仕事においても、知っていると勘違いした時点で、インプットが止まってしまうので、よりよい手法や新しい手段が発見できなくなるのは大きなリスクです。
自分が、どの程度物事に精通しているかを客観的に把握する能力はとても重要だと感じます。
ダニエル・J・ブーアスティン
アメリカの作家、学者、歴史家。ハーバード大学を卒業後、イェール大学で博士号を取得。その後、シカゴ大学の教授を25年務め、スミソニアン博物館の国立アメリカ歴史博物館の館長や、アメリカ連邦議会図書館長などの要職を兼任した。
大量消費社会の弊害を指摘した「過剰化社会―豊かさへの不満」 や、マスコミや広告業界の欺瞞を鋭く指摘した「幻影の時代―マスコミが製造する事実」など生涯で20作以上に渡る著書を書きあげ、そのいくつかはベストセラーとなった。
1974年には「The Americans: The Democratic Experience」でピューリッツアー賞を受賞した。
誰もが記憶力のなさを嘆くが、判断力のなさを嘆くものはいない。/ラ・ロシュフコー
ロシュフコーは、記憶力よりも判断力のほうが重要だと説きます。
私もその通りだと思っていて、「経営者に求められる5つの資質」にも記した通り、経営者は正しい判断を下し続けなければなりません。
ここでは、私の経営者としての経験から、経営者にとってどういった資質が必要なのかをまとめています。 私の経験に基づいているので、「どんな会社でもこれが正解!」というわけではないと思いますが、少なくとも自分の後継者に求める資質であること[…]
学校教育では記憶力重視の教育がされているがゆえに、社会に出てから困る若者が多いと感じます。
若い時から判断力も磨いていきたいところです。
ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世
フランスの貴族、モラリスト文学者。名門貴族の生まれであり、多くの戦いに参加した後、『箴言集(しんげんしゅう)』を執筆した。彼の作品に見られる辛辣な人間観察には、リシュリューと対立して2年間の謹慎処分を受けたことや、フロンドの乱でジュール・マザランと対立したことなどで味わった苦難が反映されていると言われる。
人を判断するときは、その人が何を答えるかではなく、何を問うかで判断せよ。 /ヴォルテール
ビジネスの場面では、質問の仕方を工夫することで、スムーズかつ適切なコミュニケーションができます。
少しの伝達ミスが大きな損失を生む可能性がありますから、質問によって必要な情報を収集することは非常に重要です。
面接でも「最後に何か質問はありますか?」と聞かれたときに何を質問するかで、その人の資質や人柄が見られます。
質問がない場合、「何も考えていないんだな・・・」と思われかねません。
ヴォルテール
フランスの哲学者、文学者、歴史家。Voltaireという名はペンネームのようなもので、本名はフランソワ=マリー・アルエ。イギリスの哲学者であるジョン・ロックとともに啓蒙主義を代表する人物とされる。また、ドゥニ・ディドロやジャン・ル・ロン・ダランベールなどとともに百科全書派の学者の一人として活躍した。
『歴史哲学』、『寛容論』、『哲学辞典』、『哲学書簡』、『オイディプス』、『カンディード』などが代表作として知られている。
人生は一冊の書物に似ている。/ジャン・パウル
「馬鹿者達はそれをペラペラとめくっていくが、賢い人間は念入りにそれを読む。なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないと知っているから。」
と続きます。
粗い生き方をしていると、人生で大事なことを見落としてしまうということをウィットに富んだ表現で示していますね。
じっくりと人生を味わっていきたいものです。
ジャン・パウル
ドイツの小説家。該博な知識に基づく機知とユーモアに富んだ中長編を発表、当時のドイツ文壇におけるシュトルム・ウント・ドランク(文学革新活動)や古典主義、ロマン主義いずれとも距離を置き独自の文学世界を作り上げた。主要作品に『ヘスペルス』『陽気なヴッツ先生』『ジーベンケース』『巨人』『生意気ざかり』『彗星』など。主要作品は日本でもほぼすべて翻訳されている。
真実を言うのであれば、自分の言ったことを覚えておかなくてもいい。/マーク・トウェイン
↑ページ最上部のアイキャッチ画像、立派な髭のお爺さんがマーク・トウェインです。
生きていれば、時に相手のために嘘をつくこともあるでしょう。
そのたびにこの言葉を思い出します。
それほど、強い印象が残る言葉です。
その場限りの嘘は、後々になって何を言ったか忘れてしまい、整合性がとれなくなってしまうリスクがあります。
嘘に悩まされる人生だけは歩みたくないですよね。
マーク・トウェイン
アメリカ合衆国の著作家、小説家。本名サミュエル・ラングホーン・クレメンズ。『トム・ソーヤーの冒険』の著者として知られ、数多くの小説やエッセイを発表、世界中で講演活動を行うなど、当時最も人気のある著名人であった。
アーネスト・ヘミングウェイは「あらゆる現代アメリカ文学は、マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィン』と呼ばれる一冊に由来する」と評した。
歳をとったから遊ばなくなるのではありません。遊ばなくなるから歳をとるのです。/バーナード・ショー
「人生をどう捉えるか」を考えさせられる言葉です。
バーナード・ショーは、94歳で新作の戯曲を発表するほど、老後も精力的に活動していた作家です。
精神的に老いていくことのないよう、常に遊び心を持って、精力的に活動していけば、いつまでも活き活きと生活出来るのだと思います。
ジョージ・バーナード・ショー
アイルランドの文学者、劇作家、評論家、政治家、教育家。ヴィクトリア朝時代から近代にかけて、米英などの英語圏で多様な功績を残した才人として知られる。
イギリス近代演劇の確立者として53本もの戯曲を残し、「他に類を見ない風刺に満ち、理想性と人間性を描いた作品を送り出した」として1925年にノーベル文学賞を受賞。
映画文化の発展にも貢献し、『ピグマリオン』はアメリカのハリウッドで映画化されて第11回アカデミー賞の脚色賞を授与された。
教育家としては、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の創設に尽力し、経済学の発展に重要な足跡を残した。晩年には数々の業績を讃えてイギリス王室からナイト称号の授与が提案されたが、これを拒否している。
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